『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』映画のロケ地はどこ?撮影場所や舞台を紹介

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映画

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の主なロケ地は長崎市で、約2週間にわたって路面電車や眼鏡橋周辺などで撮影されました。

2026年8月7日に公開された本作は、前作から続く百合の物語だけでなく、「あの美しい街並みはどこで撮ったの?」とロケ地が気になる作品でもあります。

今回は、公開されているロケ情報をもとに、映画のロケ地や撮影場所、舞台として描かれた街を分かりやすく整理していきます。

『君とまた出会いたい。』映画のロケ地は長崎市

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』では、長崎市で大規模なロケが行われています

長崎のロケ関連情報によると、撮影が行われたのは2025年10月。さらに制作側への取材では、長崎での撮影期間は約2週間に及んだことが明かされています。

映画では、福原遥さん演じる百合と、細田佳央太さん演じる涼が長崎の街を歩いたり、路面電車に乗ったりするシーンが登場します。

作品の中で目を引く坂道や港町らしい景観、どこか懐かしく異国情緒を感じさせる街並みは、実際の長崎の景色を生かして撮影されたものなんですね!

制作スタッフにとっては決して楽なロケではなかったようです。

ラインプロデューサーの八木欣也さんによると、長崎は道が狭いうえに坂も多く、車が入れない場所も多かったため、スタッフにとってかなり大変な撮影だったそうです。

それでも長崎という街そのものが映画の映像に独特の奥行きを与えていることを考えると、移動の大変さを上回るほどロケーションとしての魅力があったと考えられます。

※画像はAIによるイメージ

路面電車の撮影場所は?実際の営業時間内でロケ

『君とまた出会いたい。』の長崎ロケで特に印象的なのが、百合と涼が路面電車に乗るシーンです。

制作側は単に「長崎らしい電車なら何でもいい」と考えたわけではなく、映像に映る車両の色まで選んだとされています。

さらに撮影時間についても調整を重ね、通常の営業時間内に実際の路面電車を使った撮影が実現しました。

つまり、映画に映っている路面電車のシーンは、セットだけで作られたものではありません。

普段から市民や観光客が利用している長崎の交通風景の中に、百合と涼を溶け込ませているんですね。

撮影について事前に周知する必要があったものの、長崎の人たちも非常に協力的だったと八木さんは振り返っています。

個人的には、この「普通の日常の中で撮る」という選択が面白いと感じました。

本作は戦争の記憶を扱いながらも、現在を生きる百合の人生を描く作品です。だからこそ、観光地だけを切り取るのではなく、現在の長崎で人々が実際に使っている路面電車に乗る姿が、百合の「今」を感じさせる映像になっているのではないでしょうか。


眼鏡橋もロケ地!500人以上参加の夏祭りシーン

『君とまた出会いたい。』のロケ地として、具体的に名前が明らかになっている場所のひとつが長崎市の眼鏡橋です。

映画のクライマックスにつながる花火や夏祭りの場面が、この眼鏡橋周辺で撮影されました。

プロデューサーの西麻美さんによると、この夏祭りシーンには500人以上のエキストラが参加したとのこと。

大人数が集まるシーンだけに撮影規模もかなり大きかったようですが、雨にも降られず、無事に撮影を終えることができたそうです。

映画のストーリーでは、夏祭りの夜に「星降る丘」で大きな出来事が待っています。

そのため、華やかな祭りの空気と百合の心情が重なるこの場面は、単なる背景以上に重要な役割を持っています。

眼鏡橋といえば長崎を代表する景観のひとつですが、映画では観光案内のように見せるのではなく、登場人物たちの感情が動く舞台として使われているのがポイントですね。

※画像はAIによるイメージ

千代のホスピス外観も長崎のホテルで撮影

映画の中で重要な人物となるのが、倍賞千恵子さん演じる年老いた千代です。

千代はホスピスで穏やかな余生を過ごしており、百合は彼女との出会いを通して過去と向き合っていきます。

この千代のホスピスの外観も、長崎にあるホテルを利用して撮影されたことが明らかになっています。

ただし、今回示されている資料ではホテルの具体的な施設名までは公表されていません。

そのため、「このホテルがロケ地」と特定して紹介するのは現時点では避けたほうがよさそうです。

確実に分かっているのは、外観撮影に長崎市内のホテルが使われたという点です。

長崎には坂の途中や高台に建つ施設も多く、街や海を見渡せる景色があります。そうした立体的な街の風景が、千代が過去を振り返る静かな場面にも合っていたのではないかと感じます。


なぜ長崎が『君とまた出会いたい。』の撮影場所になった?

では、なぜ今回の映画では長崎が大きなロケ地として選ばれたのでしょうか。

制作側のコメントから見えてくるのは、長崎ならではの坂道、海、異国情緒のある街並みを映像に取り込みたかったという狙いです。

プロデューサーの西麻美さんは長崎生まれで、子どもの頃には夏休みを長崎の祖父母の家で過ごしていたそうです。

映画を通して改めて長崎を見た際には、坂道を歩く大変さに触れつつも、眼下に広がる青い海や異国情緒のある街並みが、作品に美しい彩りを与えているという趣旨のコメントをしています。

また、細田佳央太さんにとっては、この作品の撮影が初めて訪れた九州だったとのこと。

細田さんは、長崎だからこそ撮影できた映像や景色があったと振り返り、戦争だけをテーマにした映画ではないものの、長崎という土地には特別な感覚があったと語っています。

福原遥さんと細田さんは撮影中、長崎の街を何度も走ることになったそうで、八木さんが「長崎の街を走りまくってもらった」と振り返るほど体力勝負の撮影だったようです。

それでも二人は最後まで集中力を切らさず、周囲にも気を配りながら撮影を続けたといいます。

こうした話を知ったうえで作品を見ると、坂道を走るシーンひとつにも、長崎ロケならではのリアリティーを感じられそうですね!


前作のロケ地との違いは?長崎をめぐり意見も

今回の長崎ロケについては、美しい映像を評価する声がある一方で、物語の歴史的背景との関係から疑問を持つ観客もいます

映画.comに2026年8月10日に投稿されたレビューでは、前作の「ユリの丘」が静岡で撮影されたとしながら、続編で港町の印象が強い長崎を舞台として映すことに違和感があるという意見が投稿されました。

その背景には、原作者・汐見夏衛さんが鹿児島県出身で、知覧特攻平和会館を訪れた経験が作品の原点のひとつになっているとされることがあります。

長崎は原爆被災の歴史を持つ土地でもあるため、特攻隊員・彰の物語と組み合わせた際に、場所が持つ歴史的なイメージをどう受け止めるかは観客によって異なるでしょう。

実際、そのレビューには「なぜ長崎なのか」という点や花火の演出に疑問を感じたというコメントも寄せられています。

一方で制作側は、長崎の街並みの美しさや、そこでしか撮れない映像を積極的に評価しています。

ここは本作のロケ地を見るうえで、かなり興味深いポイントだと思います。

映像として魅力的な土地を選ぶことと、物語が持つ歴史的背景にどこまで寄り添うか。戦争の記憶を扱う作品だからこそ、ロケ地そのものが観客に意味を考えさせる要素になっているからです。


『君とまた出会いたい。』のロケ地から見える作品の狙いを考察

ここからは私なりの考察です。

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』における長崎は、単なる「きれいな撮影場所」ではなく、百合が過去を抱えたまま現在を生きるための街として選ばれたのではないかと感じます。

物語は、彰との別れから7年後が舞台です。

百合は彰の夢でもあった高校教師になっていますが、気持ちの一部は1945年の「百合が咲く丘」に残されたまま。そこへ彰の面影を持つ青年・涼が現れます。

つまり続編で描かれるのは、過去そのものへ戻る物語というより、過去を忘れずに未来へ進めるのかという百合の葛藤です。

そこで、坂道が多く、路面電車が走り、古い景観と現代の暮らしが重なっている長崎を舞台にしたことには一定の意味を感じます。

坂を上ったり下りたりしながら進む長崎の街は、百合の揺れる心情とも重ねやすいですよね。

一方で、長崎が持つ戦争の歴史は非常に重いものです。

そのため、「映像が美しいから」という理由だけで受け止めるのではなく、なぜこの土地なのかを観客が考えるのも自然だと思います。

制作側が語る「この場所でしか撮れない景色」という映像的な意図と、観客側が感じる歴史的な意味。その両方を知っておくと、『君とまた出会いたい。』のロケ地を見る視点が一段深くなるのではないでしょうか。


まとめ

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の主なロケ地は長崎市で、撮影は2025年10月に行われ、長崎ロケだけで約2週間に及びました。

百合と涼が乗る路面電車は実際の営業時間内で撮影され、クライマックスにつながる夏祭りでは眼鏡橋周辺に500人以上のエキストラが集まりました。千代のホスピス外観にも長崎のホテルが使われています。

坂道や海、異国情緒のある街並みは、本作ならではの映像美を生み出す大きな要素です。

その一方で、戦争を背景に持つ作品だからこそ「なぜ長崎を選んだのか」という意見も出ています。映画を観るときは、ストーリーだけでなく、長崎という土地が百合の再生の物語にどう使われているのかにも注目してみると、新しい発見がありそうです。


よくある質問

『君とまた出会いたい。』映画のロケ地はどこですか?

主なロケ地は長崎市です。2025年10月に撮影が行われ、約2週間にわたる長崎ロケが実施されました。

眼鏡橋でも撮影されましたか?

はい。眼鏡橋では夏祭りや花火に関わるシーンが撮影され、500人以上のエキストラが参加しました。

映画の路面電車は本物ですか?

制作側によると、車両の色まで選び、時間帯を調整したうえで、通常の営業時間内に実際の路面電車を使って撮影されています。

執筆:話題のアレ編集部

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